★★昼に咲いて、夜には恋しい想いを抱いて★★
昼に咲いて、夜には恋しい想いを抱いて
寝るという合歓(ねむ)の花を私だけに見
させないで。
ほら、君もここに来て見なさいな。
昼は咲き、
夜は恋ひ寝る、
合歓木(ねぶ)の花、
君のみ見めや、
戯奴(わけ)さへに見よ
「(作者: 紀女郎)楽しい万葉集」より
イラン・インドから東南アジアを経て日本
の東北地方北部まで自生する。
陽樹であり、荒れ地に最初に侵入するパイ
オニア的樹木である。
河原などで見ることも多い。また、観賞用
に栽培もされることもある。
和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じ
ること(就眠運動)に由来する。
漢字名の「合歓木」は、中国において
ネムノキが夫婦円満の象徴とされているこ
とから付けられたものである。
(ウィキペディア)より