☆☆子宝の薬草☆☆
子供が茎を短く切ってまぶたにはめ、
目を開かせて遊ぶことから付けられ
たものですが、非常に危険ですから
そのような遊びはしてはいけません。
中国の李時珍(りじちん)は「本草綱目
(ほんぞうこうもく・1590)」のなかで
「益母草(やくもそう)は、根、茎、花、葉
、実、いずれも薬にして用いるものだが、
手足の厥陰(けっちん・ひえのこと)、
経水不順による障害を治し、目を明らか
にし、精力をつけ、月経不順を調えるに
は種子の単用がよい。産前産後の諸病
を治すときは、茎、葉を併用するとよい」
とし、また「久しく服すれば子をもうけしめる」
とあります。
このことから中国では、子宝の薬草として
も用いられていました。
(e-yakusou.com)より
メハジキ シソ科の多年草
薬名 益母草(ヤクモソウ)